リューテリアガンの技術。東京でバイオリン製作、修理工房をお探しならご相談ください。

バイオリンが素敵な時間を演出する

LIUTERIA GENGの技術

代表プロフィール

【耿 暁鋼(ガン ショウガン)】

1960年 中国の北京に生まれる
1978年 高校卒業後、軍隊体育学校で船の模型を作る仕事に就く
1980年 北京小堤琴(バイオリン)工場でバイオリン製作の修行を始める
1988年 来日し、都内の弦楽器店で修理(主にオールド楽器を担当)の仕事をする傍ら、休日にバイオリン製作を続ける
1996年 ヴィエニャフスキ・国際バイオリン製作コンクール、10位入賞
2000年 独立し、念願だった工房をオープン
2003年 クレモナ トリエンナーレ・コンクールに出品

バイオリンとの歩み

22歳でバイオリン製作を始めて20年以上になります。会社から独立したのは「もっと、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、バイオリンの修理、製作をしていきたい」という思いからでした。お客様とのコミュニケーションから、お客様がどのような楽器を求めていらっしゃるのかを理解し、豊富な経験と確かな眼をもってアドバイスさせていただくことは、私の喜びの一つなのです。

日本には、「ヨーロッパ(特にイタリア)のバイオリンだけが良い楽器」だと思っている方が大勢います。「安い楽器=悪い楽器」と思い込み、あまり状態の良くない楽器を、信じられないような高い価格で購入しているのです。確かにイタリアには名器がありますが、中にはハズレもあるのです。現在ストラディバリやガルネリなどの名器が研究され、バイオリンの製作技術は向上し、海外では、イタリアの楽器だけがすばらしいという考えはなくなってきています。
勤勉な日本人の製作する楽器や、材料が豊富な中国で製作される楽器にも、良質なものは数多くあり、良心的な価格で市場に出ています。文化や環境によって特徴こそ違いますが、どれも皆しっかりとした作りの、優れた楽器です。それでも、日本で人気があるのは“高い楽器”。先入観にとらわれ、どんな楽器が必要なのかを見失っているように感じます。
大切なのは“使用目的に合った楽器を選ぶ、確かな眼をもつこと”です。
どうかお客様には、本当に良質なものを手にしていただきたい、そう思っています。

また、調整を依頼されるお客様の楽器には、「鳴り切っていない」ものが多いように感じます。本来バイオリンは底力のある楽器ですから、こういった場合は調整次第で驚くほどに音色が変化します。つまり、楽器本来の潜在能力を出し切れていないわけです。いくら腕のたつ演奏者が弾き込んでも、しっかり調整されていない楽器では、“本物の音”を出すことはできません。
幸い私は、世界中の名器が日本に集まってきたバブル期に日本で勉強しており、名器中の名器を数多くリペアしてきた経験があります。良い楽器かどうかを判断し調整することで、“本物の音”を再現する技術を身に付けることができました。

バイオリンはとても寿命の長い楽器です。私がお客様の目となり耳となることで、「お客様と楽器の出会い」を、そして「世代を越えた楽器とのお付き合い」をお手伝いしていけることを願っています。

オリジナル楽器への想い

新品の楽器は、生まれたての赤ん坊と同じです。弾く人に愛されて育てられ、長い時間をかけて成長していきます。
私は自分が製作した楽器の一挺一挺を、わが子のように思っています。それぞれの楽器たちに素敵な人生を送ってほしいと祈りながら、バイオリン製作を続けていけることが、私にとって何よりの幸せです。

そんな中、私は近頃、自分にとっての「完成」とよべる作品を作りあげることを夢見るようになりました。長い時間をかけ、やっとの思いで形になった新しいバイオリンは、いつも私に更なる意欲と可能性、そしてインスピレーションを与えてくれます。
このようにして、完成を夢見ている限り、私の楽器製作は続いていくのだと思います。

オリジナル楽器の製造販売を承っております。
是非、こちらをご覧ください。

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